先日、トランプ大統領が大相撲を観戦しました

大相撲ファンはみんなトランプ大統領に感謝したことでしょう

今夏場所は、横綱白鳳は予想通りに欠場した

綱取りといわれた大関貴景勝はけがのため途中休場

残る横綱大関もぽろぽろと星を落とした

緊張感のない場所だった

それが千秋楽トランプ大統領の登場で一変しました

相撲関係者もうれしい悲鳴だったに違いない

なぜ、狭くて窮屈な升席が今の今まで続いているのか

観客の都合を考えれば、それこそ野球、サッカー方式の椅子席で構わないはずだが

現に2階席はそうなっている

小宴会の文化の継承なのである

一見さんは相手にせず、常連客に4人ワンセットで売るのである

希少価値ゆえにいくら狭くてもありがたがられる

江戸時代、相撲が興行として定着する

見物客の中から自然発生的に、飲食の手配をするものがでた

それが今でも続いている



升席は仲間内のものだから付き合いの深い後援者や企業などに優先的に売った

買う方が必ず4人そろえる

今では考えられないが午後の仕事をほっぽりだして企業の重役が見に行っていた

完全な売り手市場だったのだ

大人4人では窮屈である

それなのに希少価値と滞在時間の短さ、大相撲人気のときは

きわめて入手困難となる

しかし、長引く日本経済の不振や、大相撲の不祥事による人気の下落で企業の

相撲離れが相次ぎ、本場所の空席が目立つようになる

そこでようやく一見さんに目を向け

わずかな空席に一人席をつくったり

升席のネット販売をするようになる

いままで高飛車だったからいけないのだ

トランプ大統領がきたからと高飛車にならずに

これからも謙虚に相撲関係者はなってほしいものである

ＮＵＲＯ光はずっと謙虚だったからこそ今の人気がある